モンテッソーリ教育で子どもの才能を伸ばす子育ての方法【3歳~6歳】

積み木で遊ぶ子ども子育て・生活の豆知識

モンテッソーリ教育について、年齢の発達プロセスに沿って解説してきました

前回までの記事↓

前回の記事では、0歳~3歳までについてまとめてきました

今回の記事では、3歳を境にそれまでの成長とは大きく変化してきます

3歳までは課題を与えていれば勝手に成長していく段階でした

そして無意識に情報を記憶していく特別な時期でもありました

3歳~は今までただただ記憶していた情報や知識を整理して知性に変えていく時期になります

知性とは、物事を知り、考えたり判断する能力のこと

この時期は五感】【聴覚、触覚、聴覚、嗅覚、味覚】を使って覚えていきます

3歳になってくると成長の速度も個人差が大きくなり、大人の関わり方によっても大きく変わってきます

大人の理解やサポートは必要不可欠な時期なのです

私自身の娘も4歳になりました

自分の娘の成長をサポートできるように、モンテッソーリ教育について調べたのでまとめてみました

 

3歳~6歳の発達段階について

3歳~6歳の運動、感覚、言葉の敏感期について解説します

運動の敏感期

3歳

3歳以降からは、走る、飛ぶ、しゃがむなどの基本的動作が身についてきます

力の強弱を調整して日常生活の動作に活かすようになってくるので、食事や排泄、衣服の着脱なども自分で出来るようになってきます

沢山身体を動かすことも大切ですが、指先を動かす動作も遊びの中で取り入れていくといいでしょう

オススメの遊びは、はさみでまっすぐ切るなどしてみましょう

4歳

バランス感覚が発達してくるので難しい動作も出来るようになってきます

手先も器用になってきます

紙に簡単な形をかいてはさみで切ったり、縫う、結ぶ、包丁で切るなどの動作を取り入れてみるといいでしょう

5歳・6歳

基本的な生活習慣が身につき、運動機能もより活発になってきます

指先もよりいっそう器用になってきますが、発達のスピードには個人差があります

その子その子のスピードに合わせて進めていくことが大切です

大人が心がけてほしいのは『できるだけ手伝わないこと』

自分一人で出来るように環境を整えたり、工夫したりするサポートしていくことが大人の大切な役割になります

感覚の敏感期

3歳までの時期は、感覚を意識せず、ある環境を全て吸収していました

よく分からずに口に入れたり、触ったりしていたり・・・など

3歳~6歳は、五感【聴覚、触覚、聴覚、嗅覚、味覚】を刺激するものに対して強く関心を持つ時期です

それが感覚の敏感期です

目で見て、音に触れて、色々触りながら、今まで吸収してきた知識を整理していきます

積み木を手で持つ子ども

言葉の敏感期

3歳以降になると『これ何!?』といろいろ聞いてくることが増えるのもこの時期です

4歳以降になると、文字を読むことに興味が出てくる時期でもあり、同時に文字を書くことに対しても興味が出てくる時期です

子ども同士で、○のような文字を書いて手紙と交換したがったりします

書きたいときにかけるように鉛筆や紙を自分でとりやすい位置に置いたり、『あいうえおのポスター』など文字の書かれたポスターをお風呂やトイレなどに貼り文字に触れる機会を増やしていきましょう

5歳頃には、早口言葉などを遊びで取り入れてみるといいでしょう

言葉の敏感期では、大人との会話の時間が最も大切です

しっかり目を見て話したり、子どもが言葉の意味を理解していないようであれば言葉を換えて伝えるなどの工夫もしてみましょう

その他

数の敏感期

4歳以降~6歳には、数字に対して敏感になり、数を数えてみたり、数字が読みたい衝動にかられる時期です

数の敏感期で気をつけてほしいのは、敏感期になる以前に無理矢理数を覚えさせようとしないことです

子どもが関心を持つ前に、無理矢理教えたり苦手意識に繋がらないためにも、子どもの敏感期がきたら数に触れさせるようにしましょう

遊び感覚で数に触れられる工夫をするのがオススメです

文化の敏感期

文化の敏感期とは、社会性を見についけていく時期です

この時期は、見たこと聞いたことを全て吸収していきます

汚い言葉や汚い態度、子どもにとって悪影響な行動も言動も全てを吸収していくので、周りの大人達もいつもの言動や行動を見直してみる必要があります

子ども達は周りの大人を見て、真似をしながら吸収していくため、大人が見本となることが大切です

食事のマナー、挨拶、言葉遣いなど、大人自身が子どもの見本となっていきましょう

オススメの遊びを紹介

身体を動かす遊びも大切ですが、それと同時に指先を使う遊びや想像力を刺激する遊びを上手に取り組めるようにオススメの遊びを紹介します

パズル・ブロック

レゴで作ったバス

 

パズルもブロックも指先の運動だけでなく、脳を活性化させるため、子どもの成長にはオススメの遊びです

集中力や記憶力と言った能力を伸ばしてくれ、さらに子どもにとってパズルを完成させたり、ブロックで何かを作り上げることで達成感を得ることが出来ます

我が家でも年齢に合わせて、2歳くらいから積極的にパズルやレゴブロックを取り入れています

 

折り紙

折り紙は、細かな工程が多いため指先を使う練習や完成するまでの集中力が育まれます

また、おる課程においてもどうおればいいのか考え、折り方や完成形を想像することで、記憶力や想像力も豊かになります

100円均一でも購入でき、今は作り方もネット上に沢山あふれているため子どもの年齢に合わせた作り方で一緒に楽しめます

手軽に取り組めいろいろな用途ががある折り紙は、最強の遊び道具です

粘土

粘土も同様に指先を使う遊びです

そして、自分の手でいろいろ想像しながら形を作っていくので、想像力や表現力を育みます

またカラフルな粘土も多いため、色に触れる機会や混ぜることでどんな色に変わるのかを目で見て感じることで色彩感覚を身につけます

粘土も集中力を身につけるのに効果的な遊びになります

最後に

発達段階を知ることで年齢に合わせたあそびや環境を考えれるようになり、子どもにとっても喜んで取り組める場面が増えました

以前は子どもの行動に理解できず、イライラしたり、経験する機会を邪魔してしまう場面が多くあったなと振り返る機会になりました

今子どもにとって才能を伸ばせる環境を大人がサポートしてあげられるように、家庭の中で取り組めることばかりです

是非参考にしていただけると嬉しいです

 

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