子供の才能を伸ばすモンテッソーリ教育
前回の記事でモンテッソーリ教育について解説しました
記事はこちら↓
今回の記事では、
- 0歳〜3歳の成長のプロセス
- 年代別のあそびとサポートの仕方
について解説します
0歳児
0歳児は特に成長が著しい時期になります
成長の過程として、全身を大きく動かす粗大運動、指先を動かす微細運動の成長が著しい時期でもあります
【生後0~6ヶ月】
生後~8週間程度の期間
新生児期は、未発達な身体を外界に適応するための各機能を調節する時期です
また母子共生期と言われる赤ちゃんとお母さんにとって信頼関係を築く上で特別な時期でもあります
そのため母子ともにゆっくり過ごせる時間を作ることが必要になってきます
そのためには、家の環境を整える必要がありお父さんや祖父母などの身近な家族が、母子がゆっくりした時間を過ごせるようにサポートすることが大切になってきます
お父さんが父として自覚が芽生えるのも、【自分が守る】この時期だと言われています
生後2か月頃
一生でもっともも成長する時期と言われています
『快・不快の感情』をいろいろなサインで伝えたり、相手に微笑み返すようにもなります
動くものを目で追う【追視】が出てくるのもこの時期です
生後3ヶ月頃
【粗大運動】うつぶせで頭を持ち上げることや首が据わるの時期
【微細運動】手でしっかり握れるようになります
我が家でも出産祝いにいただき愛用していましたが、オーガニックコットンなので素材の赤ちゃんに優しくてオススメです
生後4ヶ月頃
お母さんと他人の区別がつくようになり、昼夜の区別もつくようになる時期
このとき始まるのが【人見知り】です
おじいちゃんやおばあちゃん、お父さんがだっこするだけでも大泣きなんてことも!!
コレも成長の過程の一つです
生後5~6ヶ月頃
赤ちゃんは舐めたり、落としたり、振り回したり、握ったりします
素材選びも安全なものを選び、成長過程に合わせたおもちゃを選ぶことが大切です
そのほかにも布の絵本などもオススメです
舐めても、振り回しても安全ですし、洗えるのが衛生的にも綺麗に保てます
【6ヶ月~1歳】
1歳
【0~6ヶ月】
この時期は言葉や歩行の発達により、生活範囲が拡大する時期になります
1歳2ヶ月頃
【粗大運動】この頃になると2.3歩歩くことができるようになる
【微細運動】手を合わせることが出来るようになり拍手などの動作や細かなものつまむ動作が出来るようになります
1歳3ヶ月~4ヶ月
【粗大運動】歩くことも上手くなり、4ヶ月頃になると走ることができるようになる
【微細運動】積み木を積んだり、並べたり出来るようになる
1歳5ヶ月~6ヶ月
【粗大運動】手すりを持ちながら階段が上れるようになり、6ヶ月頃には重いものをもつことができるようになる
【微細運動】ひもを引っ張れるようになる
7ヶ月~2歳
全身を使って遊び、バランス感覚を養うのがこの時期です
1歳7ヶ月~8ヶ月
【粗大運動】7ヶ月になると椅子に座って作業が出来るようになります
ただ座位を保持するためには体幹が必要です
体幹を身につけるためには沢山歩くことが大切となります
8ヶ月頃には、ボールを蹴るなどの動作も出来るようになります
【微細運動】トレーを持って運ぶことができるようになります
持つ・歩くと手足を同時に意識できるようになるのがこの時期です
1歳9ヶ月~2歳
【粗大運動】2歳頃になると、長い距離が歩くことができるようになる
【微細運動】指先の力がより入るようになり、手首をひねるなどの動作もできるようになります
子どもは理解し習得するまでに、繰り返し繰り返し心いくまでやらせましょう
1歳~2歳で大切なこと
歩くこともですが、指先や手首を使った強く握る、落とす、入れる、通す、つまむ、挟む、ひねる、ねじる、開けるなどの動作を積極的に取り入れていきましょう
最後に
0歳~2歳0ヶ月までの成長プロセスと遊びに対して解説しました
成長のプロセスは、必ず年齢に沿って出来るものばかりではなく個別差は大きくあります
出来ていないのをチェックするのではなく、子育てをする上で今何を取り組む目安として活用してください
早く成長することがいいのではなく、しっかり成長にあったプロセスを身につけるために繰り返し行うことが大切です
大人からすると子どものしていることが理解できなかったり、いたずらのように感じてしまうことも多くありますが、この時期はじっと見守り、子どもにとことんやらせることが成長へと繋がっていきます
モンテッソーリ教育をする上での心得として【親は邪魔をせず、子どもが成長出来る環境を整えるのが親の役目】です
親がしていけないこととして
子どもが困ったときはいつでも教えることが出来るよう見守ってあげましょう