モンテッソーリ教育で子供の才能を伸ばす子育て方法【0歳~2歳0ヶ月まで】

子どもを見守る女性子育て・生活の豆知識

子供の才能を伸ばすモンテッソーリ教育

前回の記事でモンテッソーリ教育について解説しました

記事はこちら↓

今回の記事では、前回よりもっと踏み込んでモンテッソーリ教育について理解を深める内容になっています
モンテッソーリ教育の基本的な考え方として、子どもは自分を育てる力を持っているが前提にあります
子ども自身が自分で育てる力を引き出せるように、大人が環境を整えることが大切とされています
子育てで最も大切とされる0歳〜6歳の時期
6歳までに人生で必要とされる能力の80%を無意識に身につく驚異的に成長する時期とされています

今回の記事では、

 

  • 0歳〜3歳の成長のプロセス
  • 年代別のあそびとサポートの仕方

について解説します

0歳児

0歳児は特に成長が著しい時期になります

成長の過程として、全身を大きく動かす粗大運動、指先を動かす微細運動の成長が著しい時期でもあります

【生後0~6ヶ月】

すやすや眠る赤ちゃん

生後~8週間程度の期間

新生児期は、未発達な身体を外界に適応するための各機能を調節する時期です

 

また母子共生期と言われる赤ちゃんとお母さんにとって信頼関係を築く上で特別な時期でもあります

そのため母子ともにゆっくり過ごせる時間を作ることが必要になってきます

そのためには、家の環境を整える必要がありお父さんや祖父母などの身近な家族が、母子がゆっくりした時間を過ごせるようにサポートすることが大切になってきます

お父さんが父として自覚が芽生えるのも、【自分が守る】この時期だと言われています

 

生後2か月頃

一生でもっともも成長する時期と言われています

『快・不快の感情』をいろいろなサインで伝えたり、相手に微笑み返すようにもなります

動くものを目で追う【追視】が出てくるのもこの時期です

この時期には、ゆっくり揺れるモビールがオススメ!!

生後3ヶ月頃

【粗大運動】うつぶせで頭を持ち上げることや首が据わるの時期

【微細運動】手でしっかり握れるようになります

この時期には、握れるタイプのガラガラがオススメ!

我が家でも出産祝いにいただき愛用していましたが、オーガニックコットンなので素材の赤ちゃんに優しくてオススメです

 

生後4ヶ月頃

お母さんと他人の区別がつくようになり、昼夜の区別もつくようになる時期

このとき始まるのが【人見知り】です

おじいちゃんやおばあちゃん、お父さんがだっこするだけでも大泣きなんてことも!!

コレも成長の過程の一つです

生後5~6ヶ月頃

 【粗大運動】寝返りが始まります
少しずつ視野も広がっていきます
この時期は、鈴が入ったソフトボールがオススメ!
特におもちゃを選ぶときは色彩のカラフルのものを選ぶといいでしょう

赤ちゃんは舐めたり、落としたり、振り回したり、握ったりします

素材選びも安全なものを選び、成長過程に合わせたおもちゃを選ぶことが大切です

そのほかにも布の絵本などもオススメです

舐めても、振り回しても安全ですし、洗えるのが衛生的にも綺麗に保てます

【6ヶ月~1歳】

7ヶ月頃から【粗大運動】お座り
8~9ヶ月頃から【粗大運動】 ハイハイ・つかまり立ち
この頃から【後追い】が始まります
これはお母さんがかけがえのない存在だからこそ、お母さんと離れることに対して不安を感じるのです
この時期は、『○○にいってくるね。』と声をかけ、離れても必ず戻ってくる体験をすることで、お母さんと離れて過ごせるようになっていきます
この時期は活動の範囲がどんどん広がっていくため、発達段階に合わせておもちゃを子どもが自分で選べるように置く位置を工夫し遊ぶ環境を整えてあげましょう!!
子どもの高さに合わせた棚を選ぶのもコツです
こちらの商品は国産のヒノキを使用しており、用途に合わせて組み合わせることも出来ます
色も3色あり好みに選べるのがオススメの商品です

1歳

2歳になるとより動きが活発になってきます

【0~6ヶ月】

この時期は言葉や歩行の発達により、生活範囲が拡大する時期になります

1歳2ヶ月頃

【粗大運動】この頃になると2.3歩歩くことができるようになる

【微細運動】手を合わせることが出来るようになり拍手などの動作や細かなものつまむ動作が出来るようになります

1歳3ヶ月~4ヶ月

【粗大運動】歩くことも上手くなり、4ヶ月頃になると走ることができるようになる

【微細運動】積み木を積んだり、並べたり出来るようになる

1歳5ヶ月~6ヶ月

【粗大運動】手すりを持ちながら階段が上れるようになり、6ヶ月頃には重いものをもつことができるようになる

【微細運動】ひもを引っ張れるようになる

7ヶ月~2歳

全身を使って遊び、バランス感覚を養うのがこの時期です

1歳7ヶ月~8ヶ月

【粗大運動】7ヶ月になると椅子に座って作業が出来るようになります

ただ座位を保持するためには体幹が必要です

体幹を身につけるためには沢山歩くことが大切となります

8ヶ月頃には、ボールを蹴るなどの動作も出来るようになります

【微細運動】トレーを持って運ぶことができるようになります

持つ・歩くと手足を同時に意識できるようになるのがこの時期です

1歳9ヶ月~2歳

【粗大運動】2歳頃になると、長い距離が歩くことができるようになる

【微細運動】指先の力がより入るようになり、手首をひねるなどの動作もできるようになります

この頃から簡単な家事のお手伝いを一緒にするのをオススメします

子どもは理解し習得するまでに、繰り返し繰り返し心いくまでやらせましょう

そのためには、親は邪魔せず見守る姿勢が大切です

1歳~2歳で大切なこと

歩くこともですが、指先や手首を使った強く握る、落とす、入れる、通す、つまむ、挟む、ひねる、ねじる、開けるなどの動作を積極的に取り入れていきましょう

 

 

最後に

0歳~2歳0ヶ月までの成長プロセスと遊びに対して解説しました

成長のプロセスは、必ず年齢に沿って出来るものばかりではなく個別差は大きくあります

出来ていないのをチェックするのではなく、子育てをする上で今何を取り組む目安として活用してください

早く成長することがいいのではなく、しっかり成長にあったプロセスを身につけるために繰り返し行うことが大切です

大人からすると子どものしていることが理解できなかったり、いたずらのように感じてしまうことも多くありますが、この時期はじっと見守り、子どもにとことんやらせることが成長へと繋がっていきます

モンテッソーリ教育をする上での心得として【親は邪魔をせず、子どもが成長出来る環境を整えるのが親の役目】です

親がしていけないこととして

・急かせること

・先回りして中断させること

・代行すること

・ほったらかすこと

子どもが困ったときはいつでも教えることが出来るよう見守ってあげましょう

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