私自身も自分の子育てをきっかけに生きづらさに悩み【毒親】という言葉を知りました
特に毒親なのではと気づくきっかけとして子育て、結婚生活などより深い人間関係が多くいます
私自身も毒親が与える影響を知り、生きづらさを作りだす根本的な原因に気づくことが出来ました
今回の記事では、毒親について詳しく解説します
今回の記事を読むと、
なぜ毒親育ちは大人になっても生きづらさを感じてしまうのか理由がはっきり分かります!!
是非参考にしてみてください。
毒親とは!?
毒親とは・・・過干渉や暴言・暴力などで子どもを思い通りに支配したり傷つけたり、自分を優先して子ども放置するなど子どもにとって悪影響を与える親を「毒になる親」を略したもの
代表的なものとして
・虐待(身体的虐待・精神的虐待など)
・ネグレクト
・過干渉・過保護
などがあげられます
虐待やネグレクトなど、他人から見ても判断できるような親ばかりではなく、過保護や過干渉など、一見子供思いの親と見えるケースでも、子供の自由を制限し尊重しないという点では、子供の生きづらさにつながっているケースも多くあります
特に0~6歳までの環境が重要!!
乳幼児期【0~6歳】は特に母親や父親という大人との関わりの中で、愛着関係を形成する時期
この時期特に多くの時間を関わるのが親になります
だからこそ、親がどのように子どもを育てるのかという環境が重要になってきます
何も知らない子どもにとって、大人とのコミュニケーションの中で学ぶことが全てなのです
この時期、大人との関わりの中で、信頼関係を育みながら心の発達の基盤を作ります
また、身体の発達とともに基本的な生活習慣を身につけ、遊びを通して周りとの関わり方など社会性を身につける大切な時期になります
乳幼児期に虐待やネグレクト・過干渉・過保護などによって適切な環境で過ごすことが出来ないことにより、
社会になじめす生きづらさに繋がっていきます
なぜ毒親育ちは、生きづらさに繋がってしまうのでしょうか
今回の記事では、毒親について理解を深め生きづらさから抜け出すきっかけ繋がれば考えます
現状を変えるためには、今の現状を把握することが一番大切です
毒親になる原因
毒親になってしまう原因は、
簡単に言えば【親自身が未熟で親自身が自立できていない】と言う点です
未熟さの中には、
コミュニケーション力の低さと自尊心の低さが大きな原因になっていると考えられます
これらは社会生活の中でどちらも必要不可欠なものであり、どちらが欠けても【生きづらさ】に繋がってきます
これらが未熟なまま子育てをすることによって、様々な問題が起こってきます
- 思い通りに行かない子育てにイライラし虐待に繋がってしまう
- 親自身が満たされていないことにより、異性関係を優先したり、ギャンブル・お酒など自分を満たすことが優先となって子どもを放置してしまう
- コミュケーションの仕方が分からず怒ることで子どもを思い通りにコントロールする方法しか知らない
- 自尊心の低さから子どもを尊重する子育てではなく他人の評価を基準に子育てをしてしまう
これらに共通していえるのは、子どもの個人の尊厳【人格】が無視されているという点です
親自身が未熟であるがために、親自身を満たすことが優先となってしまい子どもにとって【毒】になってしっまているケースがほとんどです
そして毒親自身も毒親によって育てられたように、毒親の負の連鎖は続いていくのです。
毒親と言われる環境とは
具体的に毒親とはどんな環境かについて、具体的に取り上げていきます
身体的・精神的・性的な虐待
殴られたり、蹴られたり、もので叩かれたり身体的なもの、傷つくような言葉や人格の否定、親の言うとおりにしないと捨てるなど脅しや暴言、怒鳴られるなど高圧的な状況などによる精神的な虐待、性的な接触などの性的な虐待があげられます
夫婦不仲・家庭の不和
両親の不仲や言い争いが絶えない家庭など、陰口や悪口が常にありいつも緊張した状態で、家庭の中で安心して過ごせない状況があった。舅・姑問題なども含まれます。
無関心・ネグレクト
親から拒絶されたり、話を聞いてもらえなかったり、常に受け入れてもらえなかったり、見捨てられた状態。親が留守だったり、子どもに無関心だったり、病気などで育児が行えない場合も含まれます。
過干渉すぎて子どもを支配する
親の思い通りにしないと怒られたり、『あなたのためを思って・・・』などの言葉を使い罪悪感を持たせ子どもをコントロールするケースです。親の期待に応えるよう勉強やスポーツなどを強制されたり、自分のやりたいことは否定され、親の言うとおりに管理される状態。子どもに対する期待が大きすぎるケースも含みます。
世間体を気にし、表面的な部分を重視する
世間に出ても恥ずかしくないようになど周りの評価を気にしすぎる親のことです。お金や肩書き、学歴など表面的な部分ばかり重視している家庭のことです。容姿について否定したり、兄弟や誰か他の人と比較するなども含まれます。
過保護すぎて甘やかしすぎている
子どもの欲求のままにほしいものは買い与え、何から何まで子どもの言うとおりにしすぎてしまう親のことです。全てを親が与えすぎて、子どもを無能にしてしまうケースです。
代表的なものを取り上げてみましたが、これ以外にもまだまだ子どもの心を傷つけてしまうケースは多くあります
例えば、親と遊ぶ約束をしていたのに守られなかったケースや子どもが話しているのに忙しいと話を聞けなかったケースなど、日常の中で細かなものをあげるときりがないほど多くあります
毒親育ちの特徴
毒親育ちの傾向としてこのような特徴があげられます
・親密な人間関係が築くことが出来ない
・人を信用することが出来ない
・自己肯定感の低い
・愛情表現の偏り
・感情の波が激しくコントロール出来ない
・依存的な関係を構築しやすい
・自虐的の物事を捉えてしまう
・社会不適合者になりやすい
・何をしても楽しくない
などです
私自身の人生にも大きな影響を与えていました
幼少期に無条件に愛される体験がなかった人ほど、自分の存在価値を見いだすことが出来ず自暴自棄になりやすい傾向にあります
『私なんて価値がない』
『何をやっても上手くいかない』
『私なんてどうせ誰からも愛されないし必要とされない』
毒親育ちはこのような思い込みを持っている人がほとんどです
自尊心の低さから、それを補うために完璧を目指そうとします
勉強、仕事、子育て、結婚生活など、あらゆる場面で他人から評価されようと頑張り続けるのです
人からの評価を気にするあまり【いい人】でいようとしすぎるあまり、言いたいことが言えず、断りたいのに断れず、人間関係に気疲れしてしまうことも・・・
恋愛においても、自分に自信がないがために尽くしすぎて上手くいかないケースや浮気・DV彼氏に依存してしまうケースも!
人の評価を気にしながら頑張っても悲しいことに物事は全てが上手くいくことばかりではありません
自尊心が低い人ほど、完璧に出来ない自分を責め続け、また頑張り続けるという負のループを繰り返し
その結果、心を病んでしまう人や頑張ることに疲れ現実逃避し引きこもりになってしまう人など、いろいろな問題へと繋がるケースも多くあります
全ては自尊心を持つために頑張っていることであり、その行動の先には楽しさや自分の幸せに繋がっていない事がほとんどなのです
まとめ
毒親育ちが大人になっても影響をうけるのは、社会生活を送る上で大切な土台は親との関係性の中で育まれることがほとんどだからです
だからといって、毒親育ちだからこの先も生きづらさを抱えたまま過ごさなければいけないのか?
と言われるとそれは違います
過去は変えることが出来なくても、これからの未来どう生きるかは自分次第で変えていくことは可能なのです。
ただ残念なことに生きづらさから抜け出したくても、抜け出せない方は大変多くいます。
人の悩みのほとんどは人間関係の悩みと言われています
ただこの人間関係を円滑に築くために大切なことを知らないからです。
次の記事では、生きづらさを抜け出すために大切なポイント紹介します