アドラー式子育てから学ぶ!子どもの自立を育てる方法

アイキャッチ子育て・生活の豆知識

前回の記事では、子どもとの関わり方の基本について記事をかきました

前回の記事はこちら↓

 

子育てはイライラの連続!!

イヤイヤ期

反抗期

やりたい放題な子ども達

 

成長の過程とはわかっていながらも、子どもの困った行動に悩まされているママも多いと思います

前回の記事では、そんなママに向けたイライラ子育てから卒業!!今よりもっと楽になる子育ての方法を紹介しました

今回はその続きになります

子どもの自立を育てる方法

子どもが自分の力で生きていく力を身につけるために親がどんな関わりをしたらいいかについて紹介します

笑顔の親子

子どもの自立を育てる方法

失敗をさせたくないという親心は子どもの自立を妨げる

我が家の問題でもあるのですが、我が家の長男はいつもぎりぎりまで学校の準備をしないのです

毎朝祖父母がチェックしてくれ、忘れ物なく過ごせている現状があります

必要なモノも当日の朝言うのですが、運良く家にあるモノばかりなので本人は困ることなく過ごせています

ただ5年生になっても自分で準備することがないため、

『何で夜に準備しておかないの??』

 

ゲームをする息子を怒る母親

と毎朝祖父母に怒られ続けています

今回の課題にまさにコレ!!!

 

本当は子ども自身で準備をするようになって欲しいと感じながらも、自分で準備するようにならないのは

子ども自身がこの体験を通して学んでいることがあるからです

 

それは、

自分がやらなくても結局誰かがやってくれるから大丈夫!!!

と学んでいるから

ええええ!!!って思いますよね!

良かれと思ってやっていることが、親への依存を助長してるにすぎないのです

 

子どもが自分自身で考え成長する機会を奪っているのは、この親の行動にあります

我が家は祖父母と同居なので何度かこの課題について話したのですが、祖父母達はこのやり方を変えないため毎朝チェックするが準備がしていない状況が続いています

 

ココで大切なのは、

親がすることで子どもは何を学ぶのかを考える必要があります

 

【子育ての目標は子どもの自立】です

 

子どもの課題を親が解決することで、子ども自身は何も成長していないのです

 

くたびれ果てたママ

 

子どもの課題は子どもが解決するもの

子どもの自立を育てるためには、親自身も【子どもの課題】と【親自身の課題】としっかり区別する必要があります

アドラー式子育てでは、自分の課題は自分で解決するが基本です

 

上記の内容から言うと、学校の準備することも 忘れ物をして困ることも どちらも子どもの課題です

 

自分の行動に対して責任を持つことや失敗した経験を通して次はどうするか考えるという課程は、成長する上で大切な経験なのです

親としての役割としては、見守る姿勢が大切

そして、子供自身がSOSを出したときにはサポートすることも大切です

見守る母親

 

サポートする際にも注意するポイントがあります

子供をサポートする上でのポイント

親は提案をするが、やるかどうか最終的に決めるのはあくまで子供自身ということ

親の提案通りやらせようとしないことが重要です

子どもの課題に親が口出ししすぎることのデメリット

以下の点です

  • 子ども自身が自分の課題を解決する力が身につかない
  • 子どもが自立できず、いつまでも親に依存してしまう
  • 親がいつまでも口を出さなければいけない状況が続く

子供の自立トライ&エラーの繰り返し

私自身もそうでしたが、【失敗すること=いけないこと】と捉えている部分がありました

失敗することを恐れるあまり行動に移せず、諦めてしまうという人は結構多くいます

ただ失敗をしない限り、大きな成長や成功を掴むことが出来ません

 

よくこんな話で例えたりします

補助輪なしの自転車を乗れるようになりたいとします

初めて自転車に乗る時って『転んで大けがしたらどうしよう・・・』と不安や怖さを感じるものです

ただこの不安を感じたときでも2つの選択をしなくてはいけません

それは、『やる』か『やらないか』です

『やる』・・・転ぶ怖さを受け入れ自転車を何度も転んでも練習し続ければ、いつか乗れるようになります(成功・成長)

『やらない』・・・転ぶ怖さから練習をしなければ、乗れるようには一生なりません

自転車を練習する子ども

 

失敗するからこそ次にどうしたら失敗せず乗れるかを考えたり、自転車に上手に乗れる方法を調べたり、失敗から学べることは沢山あります

 

失敗は成功へのチャンスであり、チャレンジしなければ成功もつかめません
そのためには怖さや不安を抱える子どもの気持ちを受け止めながらも、一歩勇気を出して踏み出せるようサポートしていくことが大切です

サポートする上での注意点

  • 勇気を出してチャレンジできるように、失敗することがダメではないことを伝え続けること
  • 子どもが失敗したときは、言葉がけに気をつける・・・出来ていることに焦点を向けること・どうしたらいい結果に繋がるかを一緒に考える

どの子どもにも優れた能力があり、乗り越える強さがあります

親自身がまず自分の子どもを信頼することが大切です

必ず出来ると自分の子どもを信じることで、自然と子どもに対する言葉がけも変わってくるはずです

『大丈夫きっとできるよ』

『失敗したらまた挑戦すればいい』

『失敗した分だけ成長するからね』

これを我が家ではずっと言い続けています

モチベーションが上がる言葉がけをするように心がけています

 

ガッツポーズする家族

 

出来た体験

成功した体験

 

子ども自身が自分で乗り越えた経験が増えれば増えるほど、子ども自身が【やれば出来る】ことを実感し自らチャレンジしていくように育っていきます

子どもが成長していく過程は、トライ&エラーの繰り返し

それを、どうやる気を持続できるようにサポートできるかは、親の重要な役割ではないかと感じています

まとめ

子育てをする上で大切なのは、子どもが自立できるよう見守ることです

心配するあまり口を出しすぎたり、手を出しすぎたり、『よかれと思ってお世話しすぎてしまうこと』が子どもにとっての成長を妨げる原因になっているのです

トライ&エラー

失敗することも成長する上では大切な経験であり、失敗をどう乗り越えるのか自分で考え行動することが成長に繋がっていきます

『失敗は怖くない』

失敗したら終わりではなく、失敗したらやり直すことはいくらだって出来ること

子どもにとって失敗してもまた挑戦する心を作るためのサポートは親の言葉がけ次第で大きく変わってくるのです

『あなたなら出来る』

親が子どもの能力をいかに信じ応援してあげれるかで、子ども自身が社会で生きてく上での力を身につけることが出来るか決まってくるといっても過言ではありません

アドラー心理学は、子育てでも人間関係を築く上でも大切な要素が詰まっています

私自身もアドラー心理学を理解し、日常生活に落とし込むまでにはかなり時間がかかりましたが、取り入れることで子育て、それ以外の人間関係も大きく変わりました

イライラしてばかりだった子育てから卒業できたこと

そして何より子どもはいつも親に注目をされたいが目的としているということを知り、よい部分に注目する機会を増やすことで子どもの行動が自然と変わったこと

子ども達が失敗を繰り返し、自分で乗り越えた経験や達成できた体験は、何かに挑戦をするときの原動力に繋がっていることを実感しています

『やれば出来る』『失敗した分だけ成長できる』

この言葉が、子ども自身の合い言葉になっています

子育ては、親自身も成長させてくれるいい機会です

是非アドラー心理学を取り入れ、人間関係を築く楽しさを体験しながら、子育てという子どもの成長も一緒に楽しんでみてください

今回引用・参考書籍はこちら↓

参考書籍:マンガでやさしくわかる アドラー式子育て 著 原田綾子

本が苦手な方でも、マンガで説明してくれるのでとても分かりやすいです

【電子書式】

【文庫本】

 

タイトルとURLをコピーしました